同じ銘柄について、毎月一定の金額を積立するのか、毎月一定の数量を積立するのか、で投資結果は変わってきます。毎月一定の金額を積立投資する方法をドルコスト平均法といい、平均単価を下げやすい投資方法として有名です。

ドルコスト平均法の検証

例えば、単価が以下のように変動している株があるとしてみます。

価格推移のサンプル

これを毎回一定の数量(1単元1000株ずつ)を積み立てる場合と、毎回定額100,000円ずつを積み立てる場合で比較してみます。今回のサンプルの場合は、どちらの場合でも、通算すると同じ金額を購入する事になります。

一定数量を積み立てる場合

毎回同じ数量を買う、としているので、無条件に同じ数量を買い続けています(グラフのグレーのバーが毎回の購入数量)。その結果として、累計の平均単価は、最終的に100になっています(ブルーの折れ線)。

一定数量の積立

定額を積み立てる場合(ドルコスト平均法)

毎回同じ金額を買う、としているので、価格が下がった時には多く、価格が上がった時には少なく購入している事になります。その結果として、累計の平均単価は、最終的には98.8になっています。一定数量を積み立てる場合よりも、平均単価を下げられた事になり、その分より大きな利益を出すことに成功しています。

ドルコスト平均法

これがドルコスト平均法のメリットです。自動的に、下がった時に多く、上がった時に少なく、という買い方になるため、結果として平均単価を抑える事ができます。

ドルコスト平均法のデメリット

まず、必ずこのように平均コストが下げられる、とは限りません。例えば、右肩上がりに上がり続ける場合は、ドルコスト平均法の方が成績が悪くなります。

また、このような買い方ができる投資先がある程度限られてくる、という点にも注意が必要です。個別株の場合、金額を一定にするにはどうしても単元未満の買い付けが必要になってしまいますが、手数料負担等を考えるとあまり良い方法にならない場合がほとんどです。

ドルコスト平均法が使いやすい投資先

投資信託や純金積立など、定額での積立買付が用意されているもので行うのが一番手軽で確実です。裏を返すと、ドルコスト平均法が使える投資先という点で、投資信託などにアドバンテージがある、とも言えます。

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