暴落しても冷静な判断ができる自信はありますか?

NISAiDeCoを最近始めた、という方は、ここの所の相場環境が良いので、プラスの成績を維持している方が多いと思います。

しかし、長期運用を考えているのであれば、今後の運用期間中に暴落を経験する可能性はあるはずです。明日、暴落がきたとして、落ち着いた対応できますか?

今のプラスは素直に喜びつつ、いつか来るであろう暴落について、一度考えてみたいと思います。

過去の暴落を振り返る

参考までに、こちらが私の確定拠出年金の運用成績です。

初めの数年はいい感じにプラスを維持していたものの、サブプライム問題・リーマンショクによりひどい状況が続き、2008年以降にマイナスに転じてから、5年間もマイナスが続いています。

マイナス幅は一時は約20%を超え、金額にすると20万円を超えてました。

確定拠出年金の利益率推移

私の場合、マイナスの期間は、拠出割合なども一切変えずに放置していました。その結果として、その後の上昇相場の恩恵を受ける事ができました。

2015年くらいにポートフォリオを見直しており、少しリスクをおさえて、期待リターンも少し下げています。

現時点では、50%近いリターンとなっており、幸いにも利益額は現時点が過去最高の水準です。年率に換算すると、今は平均利回り5.7%くらいで、株式比率を高めに設定して運用した事が功を奏したといえます。

マイナスが続いた時の心理

マイナスが続くと、当たり前ですが不安になります。長期運用なのだから、今の時点の運用成績に一喜一憂する必要はない、という事を頭では分かっていても、絶対に不安になります。

少なくとも、今がチャンス!などとは全く思えませんでした。

とにかく早くマイナスから脱する事を祈るのみで、少しプラスになった時点でかなり満足したのを覚えています。

確定拠出年金だからできた事

確定拠出年金でなければ、もしかしたら、少し利益が出たタイミングで一部売却してたかもしれません。それくらい、マイナスを脱した時の安堵感と、またマイナスに戻る恐怖感があります。

売却できない確定拠出年金だからこそ、半ば諦めの気持ちもありつつ、

・マイナスでも変わらず拠出を続ける

・マイナスから脱して多少の利が乗ったくらいで利確しない

という事が偶然にもできました。

何もしなかった事は最善の一手ではありませんでしたが、今の時点では良い結果に繋がってます。

確定拠出年金において、老後まで引き出せない事はデメリットの一つではあるのですが、弱い心を諌めてくれる、という点では良いのかもしれません。

積立NISAは要注意

来年から始まる積立NISAで長期運用をする場合、

  • 売却しようと思えばいつでも売却できる

というのがメリットなのは間違いありませんが、狼狽売りによって将来に得られるはずの利益を放棄してしまう、という行動をしかねない点は注意が必要だと思います。

長期では上がる時も下がる時もあるので、落ち着いた判断が必要です。

次に暴落があったらどうすればいいのか?

まだまだ、出口までは長いので、この先にも暴落はあることでしょう。

ただ、暴落時の行動として何が正しいかは、しばらく経って振り返ってみないと分かりません。だから、暴落の最中には絶対に正解は分かりません。

状況次第で打ち手は変わる

置かれている状況によっても判断は異なります。

  • どういう資産に投資をしているのか?
  • 運用予定の残りの期間がどれくらい残っているのか?
  • その運用資産は何のためのものなのか?

などで打ち手は変わります。

例えば、日本株の場合、いまだに20年以上前のバブル期の日経平均株価の最高値は更新されていません。

投資先によっては、長期的に元の水準に戻るかどうかも確実ではありません。長期だから気にせず買い続ける、だけが正解とも限らないのです。

重要なのはリスクのコントロール

いつ何が起きるかは誰にも分かりませんが、いつ何が起きてもいいように可能な限り備えておく、という事はできます。

例えば、年齢を重ねてきたらリスク資産の比率を下げていく、などは投資のセオリーの一つです。そうしていれば、定年間近の暴落で運用資産の多くが吹き飛ぶ、などの大事故は回避できるはずです。

また、リスクを分散しておく事も重要です。

明日、大暴落したらどうしますか?

偉そうに書き連ねましたが、私自身が投資で大成功してるわけでも、プロでもないので、素人ながら試行錯誤の真っ最中です。

もっと上手な人であれば、暴落時の戦略も相場の見え方も変わってくると思います。

楽観相場の今だから、暴落したらどうするか?を一度考えてみるのは面白いと思います。起きてみないとわからない部分が大半ですが、自分の投資戦略を違った視点で見直す機会になると思います。

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