積立投資をはじめたばかりのタイミングは、なかなか利益率が上がらなくて不安になると思います。実は、それは当たり前なんです。

どんなに利回りの良い投資ができたとしても、積立投資を開始してからしばらくは、利益率はあまり上がらないもの。それを、簡単な条件で見てみたいと思います。

積立開始から1年間の運用成績

あらかじめ断っておきますが、毎月の利回りが一定なんて事は実際にはあり得ません。順調に右肩上がりが続いたとしてもこんなもの、というサンプルとして見てください。

  • 初期投資額はゼロ
  • 毎月10,000円を月初に積み立て
  • 利回り5%/年(約0.41%/月)

という条件で、まずは1年後にどうなっているか見てみましょう。

積立開始から最初の12ヶ月の利益率の推移

年間利回り5%だとしても、1年の積立の結果は約2.7%くらいの利益率になっています。

このようになるのは、実は当たり前で、最初の頃の投資分は5%の利益になっていますが、最近の投資分はほとんど利益が出ていない、という積み重ねのためです。

12ヶ月経った時点での投資タイミングごとの利益率を並べるとこのようになります。積立投資は、これらを平均した結果なので、最初のうちはどうしても利益率が上がりません。

積立投資時期ごとの利益率

20年間続けた運用成績

12ヶ月という短い期間で見るのと、20年間で見ると景色は一変します。

 

年間利回り5%で毎月積立投資した場合の利回り推移

毎月コツコツ20年間続け、年間利回り5%で運用できたとすると、20年後には利益率は約70%にまでなります。毎月1万円の積立の場合、元本240万円が400万円以上になる計算です。まさに継続は力なり、です。

積立投資をはじめてしばらくは、利益率が上がりにくい、という事は頭に留めておくと良いと思います。

まとめ

積立投資したばかりの人にとって、自分のポートフォリオの利回りが急に上がらないのは、当たり前です。

実際の運用では、上がったり下がったり、を繰り返すものなので、今回の計算のように順調にいくケースはまずあり得ませんが、毎月コツコツが長期で報われるのを信じて(祈って)継続してみましょう。

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