WealthNaviで運用をはじめて約半年で、初の自動リバランスが行われました。どのような取引をして、リバランスの結果としてポートフォリオがどのようになったのか。実際の取引履歴とともに、WealthNaviのリバランスの仕組みを確認します。

リバランスとは?

リバランスとは、時間の経過とともに銘柄ごとの値動きの違いにより、ポートフォリオの配分が変動してしまうのを、適宜調整する事を言います。

売買をともなってリバランスする場合には、値上がりした(=割高になっている)ものを売却して一部利益を確定しつつ、値下がりした(=割安になっている)ものを追加購入する事になるので、リスクをコントロールしながら安定したリターンを期待できます。

売買を伴ってリバランスを行う場合は、手数料や税負担を考えると、結果としてマイナスに働く可能性もあるので、何でもリバランスすれば良い、というわけではない点も注意が必要です。

積立投資の場合は、追加投資する時に最適ポートフォリオを考慮して、追加投資の配分で全体のバランスを調整する方法もあり、この場合は売買を伴う場合のようなデメリットはありません。

WealthNaviのリバランス機能

リバランス機能付き追加投資

WealthNaviは追加投資を行う時に、追加投資後のポートフォリオが最適となるように、購入する銘柄や数量を決める「リバランス機能付き追加投資」で特許を取得しているそうです。
参考ロボアドバイザー「WealthNavi」に関する特許取得について

正直なところ、積立投資においては当たり前の事過ぎるため、どこが特許としてすごいのかはよく分かりません。

これをありがたがる必要は全くないと思いますが、最適ポートフォリオを維持する、という当たり前の事をきちんとやってくれるロボットである、と認識しておけば問題ないかと思います。

自動リバランス

売買をともなってWealthNaviが自動リバランスを行うのは、

  1. 6 か月間リバランスが行われていない場合
  2. 最適ポートフォリオを比較し、配分比率が5%以上乖離している資産クラスがある場合(資産評価額50万円以上の場合のみ)

というタイミングになっています。これらの条件に合致した場合にWealthNaviはリバランスを自動で行います。
参考WealthNaviの資産運用アルゴリズム(White Paper)

私の場合は、ちょうど6ヶ月になったタイミングで、それまでリバランスが行われていなかったために、自動リバランスが行われた、という事になります。

実際のリバランスの結果

リバランスに関連する取引履歴

リバランスが行われたのは8/7だったのですが、その5日前に毎月の積立購入が行われていたので、それと合わせて取引履歴を紹介します。

  • 8/2 積立 ($1=¥110.37)
    • 購入:日欧株(VEA) 1口 $42.74
    • 購入:米国債券(AGG) 1口 $109.74
  • 8/7 リバランス ($1=¥110.83)
    • 売却:日欧株(VEA) 1口 $42.71
    • 売却:新興国株(VWO) 1口 $43.47

このような取引になっており、リバランスは一部の銘柄を売却しただけ、になっていました。総入金額は、この時点で39万円なので、リバランスによる取引額は微々たるものです。

取引の中身は、いまいちよく分からない事になっており、VEAについては購入したと思ったらすぐに売却した事になっています。利益も出ていたので、一部利益を確定して、税金を払う羽目になってしまっています。

長期投資においては、課税タイミングは繰り延べるほど有利なので、ここで利益確定するメリットはあまり感じられません。

売却益は微々たるものなので、課税による影響は全く大した事ありませんが、賢い取引には見えませんでした。(何らかの理由で現金比率を上げようとした可能性もゼロではないですが)

2017/8/11追記:北朝鮮情勢の緊張による株安・円高の結果、現金比率が上がっていた事がほんの少しだけプラスに働きました。(まぐれでしょう)

2017/8/11時点の資産評価額($1=¥109.33)

リバランス前後の資産配分の推移

ターゲットとなる推奨ポートフォリオと、リバランス前後の資産配分比率を比較してみました。見て分かる通り、誤差レベルの調整でした。

リバランス前後の資産配分

リバランスによって、ポートフォリオが調整された、という感じはあまりないので、6ヶ月に1度は行う、というルールをふまえて仕方なく実行された、というところでしょうか。

何も動きがないのも退屈だったので、「お!ロボットがリバランスしてくれた」という動きを見せてくれた、という点では楽しめた、という程度のものでした。(譲渡益課税はたったの179円だったので、税負担によるデメリットも大した事なし)

まとめ

ここ最近は相場も落ち着いており、銘柄ごとの変動もあまり大きくないため、自動リバランスによるメリットはあまり感じられませんでした。

おそらく、運用資産額が少ないのも、リバランスによる調整がほとんど行われなかった原因の一つだと思われます。

しかし、積立設定をしている場合は、積立による購入のタイミングで同時にリバランスするなど、もう少し効率的にやる方法もあるのではないかな?とも感じました。

あまり目立った動きのないウェルスナビ(インデックス投資自体がこんなもん)ですが、引き続き運用を継続していきたいと思います。

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