今回はWealthNaviの確定申告と外国税額控除についてです。WealthNaviは特定口座の場合でも、確定申告をした方が良い場合もあるのでその辺りを中心に解説しています。また、合わせて最新の運用実績も公開中です。

2017年10月の運用実績

最新の運用実績は以下のようになっており好調です。銘柄別に見ると、全世界で株式が好調な結果がリターンにつながっている事が分かります。

約8ヶ月前に始めた時点でも、「米国の株式は上がりすぎなのではないか?」といった声がちらほら聞こえていましたし、私自身も開始してしばらくして下落する事も想定の一つとして考えながら始めたのですが、今のところは余計な事を考えずに始めておいて良かった、という結果になっています。

WealthNaviの資産評価額(2017年10月7日時点)

WealthNaviの銘柄別の損益(2017年10月7日時点)

WealthNaviは確定申告が必要なのか?

結論から書くと、特定口座なら確定申告は必須ではありません。ただし、確定申告した方がお得になるので、WealthNaviで運用する場合は、確定申告した方が良いとなりますが、運用金額次第では戻ってくる金額と手間が釣り合わないかもしれません。

WeatlhNaviのFAQにはこのように書かれています。

Q. 確定申告は必要ですか?
A. 特定口座のお取引では、当社にて税金の計算や納付を行いますので原則必要ありません
ただしETFの配当は米国内で租税条約に基づいた税率で源泉徴収されており、差し引かれた金額に対して日本国内で課税されています。この二重課税を調整するための外国税額控除を適用されたい場合は確定申告が必要になります。
参考ウェルスナビ FAQ

前半の「原則必要ありません」というのは、「確定申告しなくても国には怒られません」という意味でしかありません。

後半の「外国税額控除を適用されたい場合は確定申告が必要」が重要で、これをやらないと損になります。やっぱり確定申告した方がお得にはなります。

外国税額控除とは?

外国税額控除とは、簡単に言うと国外と国内の二重課税を調整するための制度です。
参考国税庁 外国税額控除

WealthNaviは、米国籍のETFで運用しており、分配金に米国の税金がかかっています。現地で10%の税金を差し引かれた後に、日本でさらに約20%の税金が引かれています。

WealthNaviは、毎月のように分配金の入金があるのですが、日米両方での税金が差し引かれた上で入金されている事になります。
WealthNaviの手数料と分配金(運用実績 Vol.6)

WealthNaviの場合は外国税額控除でどれくらい戻ってくるのか?

外国税額控除で戻ってくる額は人によって違いますが、戻ってくるのは、今回の場合だと、米国で課税されている10%分が最大となります。

例えば、50万円をWealthNaviで運用し、年間の分配金利回りが例えば2%だったとすると。年間の分配金が1万円です。

外国税額控除で戻ってくるのは、最大でも1,000円くらい。少ないですね。

他にも確定申告すべきものがあって、そのついでなのであれば確実に申告すべきです。しかし、このためだけに確定申告をするための手間と労力を考えると少しためらう人もいるかもしれません。

まとめ

WealthNaviは、特定口座であれば確定申告は必須ではありません。ただし、確定申告をすれば、分配金の米国での課税分を外国税額控除により取り戻せます。(どこまで戻ってくるかは人によります)

運用している金額次第ですが、あまり大きな還付は期待できない場合は、戻ってくる見込みの金額をふまえて判断するのが良いと思います。

せっかくマイナンバーが始まっているのですから、納税・還付もロボットがやってくれたら、それが一番なんですけどね。

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